月組「ラストプレイ」「Heat on Beat!」6・7回目
日曜日に見てきた2回の感想です。
日曜日はなんだか2回とも黒燕尾でなんともいえない気持ちになって、泣きそうで・・でも胸がいっぱいで泣けないような・・そんな複雑な気持ちでした。
後、3回・・・と思うとやっぱり寂しくてたまらなくて。
でも、すごく輝いているセナ君の姿を見ているとすごく感動して・・・。
では、以下ネタバレありで、いつものように脈絡なく(笑)。
■午前公演はちょっとマイクの音割れが気になったのですが、午後はふつうでした。
何なんでしょう(笑)。
■ピアノは結局わからなくなりました(笑)。見に行った友達は弾いてないって言ってましたし(笑)。
どっちでもよくなってきたんですが(笑)、仕掛けが気になるんです(笑)。
・・・でも、ものすごく見る回によって演奏はいろいろなのが、回数見るとわかるんですが。
いや、でもわからないから、まぁいいや(笑)。
■アリステア君が若くなっていました(笑)。孤児院時代がさらに若く(笑)。17歳ぐらいに見える(笑)。
だからこそ、後の場面の年月の経過が明確。
アリステアが赤のスーツになってからも骨董品屋でいるときから、クラブの場面の間では年月が過ぎているという差もくっきり出ていました。
裏社会にそれなりに染まってきた感が後の場面の方が強いんですよね。
他の人物ではへレナぐらいしか年月の経過はあまり感じないので(しずくちゃんも孤児院の場面とそのあとでは上手く年月の経過を出していました)、この物語を通して一番変化していく役だということがくっきり出ていました。
そこがくっきり出ると、この物語は主題がシンプルにストレートに伝わるなと思いました。
■セナ君の芝居もどんどん熱が入ってきて、記憶が急に戻る場面のところは本気で怯えているように見えて、そこだけで涙が出そうになりました。
ああいう芝居って何気に出来る人が少ないと思うので(宝塚の男役っていうのが前提にあると)、セナ君らしい役だなと思います。
前半記憶を失うまでの間の喪失感のさりげない滲ませ方も好きだな・・・。大げさに嘆くわけでもなく、それでも救いようのない暗い思いを感じさせるところが良いです。
あと、ムーアを助けに行く場面がより勢い良くなったので(笑)、アリステアの強い面もすごく出ていた気がします。
だから、最後に彼がたくましくなるのが見えるから、あのきっかけでトラウマを乗り越えられるにも説得力が増した気がします。
最後の歌は・・何回見ても泣いてしまう。
私のツボフレーズは「季節が過ぎても咲き続けよう」。なんとなく、セナ君にぴったりなフレーズな気がして。
■ショーは何回見ても忙しい(笑)。セナ君をひたすら見つめている気がします。
楽しくて、酔えて、感動して・・・いつも55分があっという間です。
プロローグの後の客席降りの場面って上手・下手と回によってセナ君は出てくる方向変えていますよね。
最近、セナ君としずくちゃん、あいあいがアイコンタクトをし始めたのが良い感じ(笑)。
■若手の場面では宇月君とか、麗百恵ちゃんの華麗なバレエを見たりしています。若手もダンス上手い人がけっこういますよね。宇月君のダンスは好きです。
■椅子の場面は、セナ君とあいあいがユニゾンで踊るところが綺麗に合っているところがステキです。
リフトは安定していますね。大技なのに、さっと群舞に入るところが何気にすごいなと思います。
■EL VIENTOは2階から見ると本当に群舞が綺麗で。
本当に風を感じるんですよ。さっと吹き抜けていくような・・・。
この前の場面のリッキーマーティンの曲のところも大好きです。
スーパーラティーノと同じスタッフですよね?演出三木先生・振り付け若央先生で。
なんか上手くセナ君の持ち味とはまるんだな・・と思うんですよね。
あの頃より、ずっと大人な色気を振りまくセナ君にうっとりします。
■キリヤンとのS&Kは最後のキス合戦が(笑)。
昨日の15時はキリヤンがチュッチュしてたら、セナ君は何もせずに絶妙な間をとっていました(笑)。面白かったです(笑)。
■タンゴの場面は好きすぎる(笑)。ここになると「来たー!!」という感じで(笑)。
ピンクのマイケルジャクソンと呼ばれていますが、振りにマイケルっぽいのが入っていますよね。
あのピンクの上着っていうのが絶妙なんですよね。あれが粋です。
自由を愛するボヘミアン、この世の決まりごとに縛られない。
縛られることなく、裸足になって踊りだす。
瀬奈じゅんという男役そのものを一番よく表現している場面なんだと思います。
決まりごとだと思われているところを、さらっと超えていく。
自由を愛する・・・セナ君が演じてきた役はある意味どういう役であっても自由を求めていた部分が強かった気がします。アリステアも、ある意味トラウマを克服することで、自由になるまでの話ですよね。
自由っていうのは、勝手気ままにやるっていう意味ではなく、もっと選択肢が増えるとか、自分で選ぶことが出来るとか・・・そういう意味での自由で。
トップとして舞台の上で自由になれるように、自由になることを目指してやってきたセナ君がたどり着いたところを一番表現していると思います。
ソロダンス・・・お披露目公演からソロダンスのあるショーが多かったですよね。レビュドリ、ファンシーダンス、アパショナード、サウダージ・・・・公演ごとに空間を埋める力がどんどん大きくなっていって・・・その集大成でもある場面ですよね。
毎回、胸が熱くなる場面です。
■今回、何度もぐっときた黒燕尾。
なんて美しいんだろうと・・・。シンプルな黒燕尾をラインを崩すことなく踊ることが出来る・・・あれこそ男役芸なのだろうと。ガシガシ踊る黒燕尾も良いけれど、ラインの美を守り踊る姿にストイックなまでに男役を追求してきたセナ君の姿勢が現れているようで・・・・そういうところにもぐっときて。
でも、本当に一人で銀橋に出てくるところの神々しいまでの輝きっていうのは、やはり極めた人の輝きなんだなと。その輝きに圧倒され、そしてその姿をもう後、数回しかナマでは見れないことにどうしようもない寂しさを感じ・・・複雑な思いになりました。
今も、黒燕尾姿のセナ君が・・・目を閉じると浮かびます。それぐらい昨日は黒燕尾にぐっときました。
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